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東京都中体連柔道部部長より

ごあいさつ
2012/05/23

平成24年度の活動に当たって

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                     東京都中学校体育連盟     

                     柔道部部長 田中裕之     

 柔道の安全性について、各種報道によるさまざまな視点での論議が盛んに行われています。東京都中学校体育連盟柔道部では、事故防止と安全性の確保を最優先課題として取り組んでいます。これは、顧問、監督、外部指導者、保護者等、生徒を取り巻く全ての大人が真摯に向き合わなければならない課題です。

 本連盟柔道部は、東京都柔道接骨師会の全面的なご協力をいただき、地区大会を含めた全ての大会に柔道整復師の先生を派遣していただいています。加えて昨年度から、都大会には医師の方にも常駐していただいています。また今年度より、医師の配置が成されていない地区大会では、危険と判断したら主催者の権限で試合出場を認めない措置を講じる規定を設けました。

 (公財)全日本柔道連盟指導者養成プロジェクトによる「稽古心得三か条」を踏まえ、正しい柔道を実践していきましょう。

○正しい受け身を身に付けよう

○相手を尊重し、無理のない稽古をしよう

○服装・道場の安全点検をしよう

 試合に出場するには、どのような状態で投げられても安全に受け身が取れる技能と、決して相手にけがをさせない相手を尊重する思いやりの心をもち、「けがをしない、させない」正しい柔道を行えることが最低条件です。指導者や保護者のみなさんはこの大前提を踏まえ、出場資格等を遵守した適切な対応をお願いいたします。

 安全性確保の出発点は、相手への思いやりの心です。都中体連柔道部では、以前から人間関係の基本である「あいさつと返事」の徹底を強調してきました。試合で勝つ強い生徒を育てること以上に、他者を尊重し礼儀を重んじる、人間的に立派な生徒を育てることが大切です。気持ちのいいあいさつは人の心を幸せにします。元気な返事は道場に活気をもたらし、気持ちを引き締めます。

 この方向性は、新しい学習指導要領による武道必修化の流れとも合致します。武道の心は、自分に厳しく且つ相手を思いやる気持ちであり、嘉納師範の説く「精力善用自他共栄」こそ、柔道修行の目的であり、教育としての柔道を掲げる本連盟柔道部の精神そのものです。東京都の中学生が全国の模範となるよう、全力で指導に当たります。

  また(公財)全日本柔道連盟は、本年3月に新版「コーチの振る舞い」を発出し、顧問・外部指導者等のあるべき姿を示しました。内容的には、試合形式、コーチの立場や具体的な配置状況等、本連盟柔道部の試合運営方法と異なる部分はありますが、指導者としてのマナーとあるべき姿の基本理念は不変です。会場等の事情でコーチ席等は設けられませんが、同文書の精神を遵守することに何の支障もありません。本連盟柔道部でも、違反があった場合は毅然とした姿勢で規定通りの対応を行います。観客席も含めたより一層のマナーの向上をお願いいたします。

 今年度も、東京都中学校体育連盟柔道部の活動への一層のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


 


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